4/11(土)OFF/自生クレソンに寄生虫?!

今更感満載ですが・・・自生クレソンの生食に関して寄生虫リスクを喚起する情報を発見しました。

自生しているクレソンは食べても大丈夫?寄生虫・害虫・アブラムシなど注意するべき2つのポイント」。

「自生しているクレソンには肝吸虫という寄生虫が住み着いている事があります。この寄生虫を食べてしまうと、肝臓ジストマをひきおこし、最悪の場合肝硬変で死に至る可能性も…。」とのことです。

そうとは知らず、既に2回食べてしまいました😱😱

さすがに気になって、調べてみました(食べる前に調べろ~!っていうご指摘、ごもっともです)。

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(1)まづ、内閣府の食品安全委員会HPに「寄生虫による食中毒にご注意ください」というページで、懸念すべき寄生虫は「肝蛭」1種類と判明しました(上掲「自生しているクレソンは・・・」で言及している「肝吸虫」は、筆者が「肝吸虫」と「肝蛭」を混同したものと僕は考えます)。

(2)寄生虫(分類学上は「吸虫」と言うそうです)という奴は、僕も今回調べてみて初めて知りましたが、卵 → ミラシジウム → スポロシスト → レジア → セルカリア → メタセルカリア → 成虫という具合に、成長段階で名前が変わるそうです(鰤がツバス → ハマチ → メジロ → ブリ(鰤)と名前が変わるようなものでしょうか)。そして、卵が成虫になるまでには、これまた、十勝川の川底の砂利に産み付けられた鮭の卵がベーリング海で成長し十勝川に戻って来るのと同じくらい長い長い道のりがある、とのことです。

(3)その道のりを、肝蛭・肝吸虫それぞれWikipediaで調べてみました。

・肝蛭も肝吸虫も、安住の地は「哺乳類の胆管」だそうです。胆管内で卵を産み、その卵は胆汁とともに十二指腸に流出し、最終的に糞便とともに外界に出て水中に流出します。その後、

・肝蛭の卵は、水中でミラシジウムに発育したのち姫物洗貝に侵入して成長し、セルカリアになった段階で水中に遊出し、(クレソンを含む)水草などに付着してメタセルカリアになる。

・肝吸虫の卵は、豆田螺(マメタニシ)に捕食されて初めてミラシジウムとなり、豆田螺の体内で成長してセルカリアとなり、その後水中に遊泳して淡水魚(コイ科)に寄生し、淡水魚の体内でメタセルカリアとなる(つまり水草に付着している段階がありません。この時点で、肝吸虫がクレソン経由でヒトに経口感染する可能性が否定されます)。

(4)そして、メタセルカリアが付着した水草(肝蛭)や淡水魚(肝吸虫)を生食した哺乳類の消化管に入り、小腸を食い破って体内を遡り、胆管に至るそうです。

(5)以上、彼らの生活史から、中間宿主(姫物洗貝や豆田螺)の居ない環境に自生しているクレソンならば、食べても問題無い、ということが言えそうです。

(6)では、その中間宿主がどんな場所に住んでいるのか?ということですが、

・「水田、用水路、湿地、ため池などの止水域を中心に比較的幅広い環境に生息する(姫物洗貝)」

・「湖沼の沿岸や流れの緩やかな河川に住む(豆田螺)」

ということです。

***

(7)結論:クレソン自生地が

・止水域(人の目では水が流れていると確認できないほどゆっくりした流れのある水域。 湖や池、沼など。 停滞水域とも呼ぶ)にあれば寄生虫リスクが有り(よって生食NG。加熱調理して食べましょう)、

・流水域(河川、渓流などの明らかな流れのある場所。酸素濃度が低く、生物は希薄)にあれば寄生虫リスク無し(よって生食OK)、

と考えることにしました。
で、ウチで食べたクレソンは生食OKのもの、と判断出来ました。
ホッ。

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