最近考えていること(1)

と言っても、本業でなく副業のパン工場勤務のことですが。

3月はなぜか更衣室でY氏と話す機会が多かったです。彼は工業高校卒業後某イタリアンレストランに入社し、昇進して神戸地区の3店舗を束ねるエリアマネージャーを務めていたそうです。ところが、親会社がレストラン事業から撤退。親会社への異動の誘いを断って退職しパン工場にやって来たという、60歳勤続8年の社員です。去年の夏、脳溢血を起こして自宅玄関で倒れ、頭蓋骨骨折で救急搬送。半年後に後遺症も無く現場復帰したという奇跡の人です。そして、復帰後の彼は健康第一主義を唱えると同時に、会社の悪口を懇々と説く人になっていました。

僕は採用面接の席上で、僕の履歴書を面白がってくれた面接官である社長に好感を持ち、社長も僕を側近扱いしてくれておりまして、非常に良好な関係を維持していますので、従業員が言う社長の悪口は「よくあることだ」「悪口を言われるのも社長の仕事のうち」などど高を括っておりました。しかしY氏の話を聞いて認識を改めました。昇給無し、残業代不払い、従業員の要望を無視・・・従業員の不平不満の原因は社長にある、そのことを理解しました。

また、9月から夜勤を始めたことで、夜勤リーダーF氏の人物を知ることが出来たのも大きかったです。勤続20年超のパン職人で一旦怒り出すと容易には収まらず、彼の逆鱗に触れて辞めたと言われている夜勤者が3名居たとか。また、パン職人で無い社長を馬鹿にしている模様です。当然社長も彼を煙たい存在と感じていて「代われる者がいればすぐにクビにしたい」と言っていました。ですから、社長サイドに居た僕はF氏に関して非常にネガティブな先入観を刷り込まれていた訳です。そんなF氏の下で働いてみると、確かに僕も彼の怒りの激しさに度々閉口しましたが、生産工程の時間配分や要員の確保などを緻密に計算し円滑な生産を実現している、驚くべき才能を持つ人だということが分かりました。会社の中で一番大事にすべき人物、敵視せず、むしろ然るべき地位(工場長とか)に据えて活躍して貰うべき人物である、と、これも認識を改めました。

F氏・Y氏を始めとする従業員の意見を会社運営に反映し、皆さんが機嫌良く働ける会社にするために、どうすればよいだろうか?と考えて、労働組合を結成することを思い付いたのが3月でした。ググってみると、労働組合を結成するのはさほど難しいことではなさそうですし、それを手伝ってくれる組織もあるようです(共産党系など)。

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